ハリポタ新作で記者会見、成長ぶり見せる「子役」たち
2005.10.26ロンドン――「ハリー・ポッター」
映画シリーズ第4弾となる新作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の11月公開(英米では18日、日本では26日)に先駆けた10月25日、主役のダニエル・ラドクリフ君(16)たち主要キャストとマイク・ニューウェル監督がロンドンで記者会見した。
ラドクリフ君たちと同様に作中のハリーたちも思春期を迎え、新作では敵ヴォルデモートと戦うだけでなく、恋の悩みとも格闘している。
さらにラドクリフ君たちが新作の撮影で格闘したのは、舞踏会場面での社交ダンス。
「上手になりたいってすごく思って」練習したというラドクリフ君は記者会見で、ニューウェル監督が「ご親切にも、ぼくの腰から下は何も映してないんです。ぼくの足が動いてるところは何も見えない」と苦笑した。
今回がハリーポッター・シリーズ初監督となるニューウェル監督はこれを受けて、「ダンは舞踏会での一般市民代表という感じだ」とにこにこ笑っていた。
第1作で11歳だったラドクリフ君は、今では16歳。分かりやすく受け答えする、自信と落ち着きをそなえた俳優に成長した。
お気に入りのバンド(リバティーンズ、ハードファイ、ルイ・ザ・フォーティーンスなど)について熱心に語ると共に、共演者のエマ・ワトソンさん(15)やルパート・グリント君(17)たちにもさりげなく発言の機会を作る気配りも見せる。
ニューウェル監督は、640ページにも及ぶ原作を約2時間半の映画にまとめる作業には緊張したと認めた。「原作本は1冊がレンガ・サイズ。これとどうやって格闘するべきか、かなり迷った」と言う監督は、一時は2本建て映画にすることも考えたと話した。
しかし監督は、この物語は「スリラーなんだ」と気づくことで、映画への鍵を見つけたという。「物語を最初から支配しているのはヴォルデモートとそれを演じるレイフ・ファインズで、ハリーは自分に何が起きているのか少しずつ気づいていくけれども、遅すぎて、最後には墓場で死と直面する羽目になるんだ。その大本の筋立てが見えた時点で、原作に忠実なまま長さを抑えられると思えるようになった」と監督は話す。
「フォー・ウェディング」などで知られるニューウェル監督は、次回作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のメガホンは辞退。代わりに英
テレビ監督のデビッド・イェーツ監督のもと、来年2月に撮影が始まる。
映画は4作目だが原作は今年春に6作目「Harry Potter and the Half-Blood Prince」が発表されている。ますます大人になっていくハリーたちは、やはり様々な
恋愛を経験していく。
では自分たちの恋愛は? ――と、記者会見ではお約束の質問が出たが、ラドクリフ君たちは巧みにそれをかわした。
「僕は今、運転を習ってるところだから、ほかのことをする時間がないんだ」とグリント君。ちなみに、すでに撮影を終えたグリント君の次回作のタイトルは「Driving Lessons (運転教習)」。
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